17日目の(2)
栗原宿ー石和宿


37.栗原宿(山梨県) 行程
栗原宿には、特に何も残っていません。
勝沼宿には、旧街道の面影が残っていたのに、少し残念な気がします。

下栗原にある大戸屋さん(現フルーツガーデン)付近が宿場だったと聞いて行ってみました。
大戸屋さんは、東京に大きなレストラン・チェーンを持つ大きな会社だそうです。
きっと栗原宿で、歴史を持つお店なんだろうと思い、ネットでホームページを見たのですが、
それらしきことは、何も書いてありませんでした。

栗原宿の看板は、見落としました。

大戸屋さんの前で振り返って

大戸屋さん
大戸屋さんの前で進行方向に向かって

ブドウ畑
この付近もブドウ、ブドウ、ブドウです。
ブドウの糖度を増すために、枝の育て方に
工夫があるとか。

左は、この辺りで見かける小さな3階のある旧家。
誰も住んでいないように見えました。
どっしりとした古い建物

この辺りではR411が旧甲州街道かどうか分からないのですが、
R411をどんどん歩いて一町田中の交差点まできました。
R411は、これより少し先で左折しているのですが、
私は一町田中交差点で左折して日川の岸に出ました。

岸辺の家の庭に菜の花が咲いていたので、写真を撮らせていただいて、
今日の壁紙にしました。

向こうに見えるのが日川橋(R411)

日川橋を渡ると笛吹市に入ります。

日川橋を渡ると右側に日川の堤防沿いの道と
その先に細い道があって、
更に進むとR411が右折しています。

3本の右折する道のうちの真ん中の道が
旧甲州街道です。
道の脇には、用水路があって、
旧道の面影を残しています。

南田中の一里塚は、
旧道が堤防沿いの道に接近する
付近だと聞いていまいたが、
それらしき標識などはありませんでした。
旧道の面影を残して(06/ 6/30撮影)

遠くに日川橋が見えます。(振り返って)
旧甲州街道と堤防沿いの道が接近したところ。
(06/ 6/30撮影)
(31) 南田中の一里塚はこの付近?
(日本橋から31里/121.7km)
(06/ 6/30撮影)

旧甲州街道と堤防沿いの道は、
また離れていきます。(進行方向)
(06/ 6/30撮影)

しっとりとした雰囲気です。
(06/ 6/30撮影)
笛吹川に出ました。
日川は、この手前で笛吹川と合流しています。
ここで、R411と旧甲州街道が一緒になります。

笛吹橋付近で見た看板です。
笛吹橋を渡ってすぐQ411は左折します。

左折したところ。左R411、右多分旧甲州街道
堤防の下の道。松林は旧道の証?

マンホールの蓋も石和らしい!
川中島というと、信玄と謙信が何度も戦った
あの川中島を思うのですが、
石和にも川中島があることをしりました。


かつては、笛吹川の流れが現在とは違っていて、
現笛吹き側の甲府に向かって右岸の堤防下辺りは、
川の中にある島だったのでしょう。


左の写真は、勝沼方面を向いて撮ったものですが、
堤防を下って石和方面に進んだところが、
石和町川中島です。
堤防の上を走るR411(振り返って)

川中島とあります。
旧道の面影を残す道筋

38.石和宿(山梨県) 行程
笛吹川の堤防から石和の市街地に入ってくる道 芸妓置屋

笛吹川の堤防を走っていたR411が、右折して
石和町内に入ってきて、旧道と合流します。


石和は、さすが温泉の町。
初めて芸妓置屋というものを見ました。
もっと古めかしい建物を想像していたのですが、
ちょっと外れた感じです。
石和本陣跡

石和宿は、本陣跡に倉が残っているのが何より嬉しいです。
中には、古文書などが保管されているそうです。

それ以外は、きれいに整備された観光地という感じで特別甲州街道の面影はありません。

本陣跡前のR411(旧甲州街道)

通りに、こんな素敵な石畳が組み込まれていました。

小林公園には、お手洗いも無料の足湯もあります。
R411から石和温泉駅に右折する角にある
武田氏の守り本尊『石和八幡宮』

今日は、ここで打ち止め。JRに乗って帰ります。



戻る  進む

[歴史の道を歩こうTOP] [甲州街道TOP][歴史][甲斐武田氏の史跡][甲州街道Q&A