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川田町付近の家並み
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甲府市に入るとすぐ、川田町になります。
川田町と言えば、武田信虎の居館川田館(石和館)があったところ。
以前、信虎の館は石和にあったと聞いていたのですが、今は甲府市に属しています。
川田館(石和館)は、甲府市に入ってから1km程のところにある川田町の交差点を右折したところにあります。
特別見るものもなく、ただひたすら歩いて行くと、かつての刑場跡に出ます。
進行方向右側が大菩薩峠に繋がる三叉路がそれで、下右の碑が刑場跡かな?と思いました。 |
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右大菩薩峠の三叉路 |
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これが刑場跡の碑なのでしょうか? |
しばらく進むと左手にマラソンで有名な山梨学院大学が、右手にJR酒折駅があります。
JR酒折駅を過ぎたところで、右折すると古事記に出てくる酒折神社の案内が出ます。
日本武尊が東夷を平定後の帰途酒折神社に立ち寄り、歌を詠んだんだそうです。 |
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古事記に出てくるという酒折神社(06/ 6/30撮影)
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甲府善光寺は、武田信玄が川中島の戦いのとき、
信濃善光寺が火災にあって、消失するのを恐れ、
永禄元年(1558)仏像を移し建立した寺です。
幸い信濃善光寺は、火災に遭うこともなく、
ご本尊は、1598年(慶長3年)に信濃に戻されました。
旧甲州街道(国道411号線)を進むと、
右善光寺の道標が出ます。
この当たりに一里塚があったらしいのですが、
何もそれらしきものは見当たりません。 |
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(33)板垣一里塚推定地(日本橋から33里/129.6km)
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身延線のガード・左に曲がっています。
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ガードをくぐると、更に右に曲がっています。 |
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身延線のガードをくぐると道は鉤の手になっています。
車は、スピードを落とさなければならないので、
渋滞気味となります。
甲府柳町宿が近いので、敵が攻めてきたとき
スピードを落とさせるためなのでしょう。
家康が江戸城に入ったとき、秀吉に攻められたら、
甲府城に逃げ込み、防戦しようと考えて
このような道にさせたのかと思います。
鉤の手を曲がったところに、すごい旧家がありました。
立派な塀があって、家の中が全く見えません。
塀をくりぬいたところに、石の祠がありました。 |
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立派な佇まい
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石の祠 |
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更に進むともう一つの鉤の手があります。左、振り返って。右進行方向。
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39.甲府柳町宿(山梨県) |
[行程] |
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甲州街道からは、少し外れるのですが、甲府城(舞鶴城)も必見です。
甲府城は、本能寺の変のあとの混乱時に、甲斐の国の支配権を得た徳川家康が
躑躅ヶ崎館では手狭だということで、築城させたものです。
江戸城にいる家康は、万一秀吉が攻めてくるようなことがあれば、
甲府城に逃げ込もうと考えていたという説があるようです。
歴代城主は、徳川家に縁のある人で、浅井長政親子、徳川氏4代、柳沢吉保と続いたあと、
幕府直轄領となりました。
城の一部は、現在JR甲府駅になっています。
下の4枚の写真は2007/
6/25撮影したものです。 |
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今も残る堀
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天主代 |
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本丸跡
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さて、ここで甲州街道に戻ります。
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NTT甲府支店西の交差点
ここを左折した当たりが宿場として賑わったところ。 |
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旧道は、国道52号線にぶつかる手前で右折
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国道52号線と甲府駅から真っ直ぐの道の交差点 |
NTT甲府支店西の交差点を左折して真っ直ぐ進むと国道52号線にぶつかります。
ここを右折すれば、旧甲州街道のように思えるのですが、
実際は、国道52号線にぶつかる手前で右折し、更に左折して国道52号線に入ります。
JR甲府駅と甲府城を迂回する形で、旧甲州街道は進みます。
甲府駅までの距離がかなりある(目算で1・5km)ので、竜王駅まで進むことにしました。
下は、国道52号線で見つけたカラフルな消火栓と大きな蔵のある家です。 |
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旧甲州街道は、荒川を渡ります。
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荒川の河川敷 |
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ここも道が鉤の手になっています。車がスピードを落として走っていました。
上の写真の右側のこんもりとした木は、天然記念物『上石田のサイカチ』だと案内板がありました。 |
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甲府柳町宿付近で、
道が幾重にも鉤の手になっています。
いわゆる枡形でしょうか。
家康の用心深さの表れのように思えます。
ミレーの絵があるという県立美術館を左に見て、
でも時間がないので今日は素通りです。 |
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中央高速道路のガード下をくぐる手前で、甲斐市に入ります。
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だんだん暗くなってきました。
曲がりくねった道が、旧道を思わせるものの、
それらしき面影は全く残っていない単調な道を
ただひたすら歩いて、JR竜王駅まで来ました。
今日は、ここで打ち止め。
次回はいつになるか分からないのですが、
必ず完歩しようと思います。 |
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