21日目の(1)
韮崎市穴山町ー上三吹の交差点


前回、国道20号線下祖母石でウォーキングを終了して、七里岩をよじ登ってJR穴山駅に向かってから
8ヶ月弱経ってしまいました。久しぶりに甲州街道に戻ってきました。
今日は、強行軍だけれど、蔦木宿まで行って、JR信濃境駅まで行く予定です。
頑張ろう!

七里岩を降りるとき、ニッコーキスゲが綺麗に咲いていました。

野甘草


去年の秋と同じ場所に戻ってきました。
向こうに見えるのは、穴山橋!

穴山橋から七里岩を見る。
穴山橋を渡って少し行くと、20号線と旧道が分岐

なまこ壁が現れ、旧道の雰囲気に!
旧道の雰囲気を楽しみながら進むと、進行方向左手になまこ壁の路地がありました。
路地の入り口に『徳翁のおはかみち』と書いた碑があります。
行ってみると、立派なお寺があって、そこに徳翁のお墓があるんだろうと思ったのですが、
今日は強行軍になると分かっているので、お寺を遠くから眺めるに留めました。

『徳翁』について知識がなかったので、帰ってから調べてみました。
それによると、江戸時代に町人請負の新田開発が行われ、『徳嶋堰』と用水路を完成させた人だということでした。

徳翁のおはかみち このお寺に徳翁のお墓があるんでしょう。

少し進むと右側に立派な門構えのお家がありました。
門の戸は、紐で縛って開けられないようになっていたのですが、格子戸から中を見ると、
明治天皇が小休止したところだという碑があったので、隙間から写真を撮らせていただきました。

立派な門構えのお家

明治天皇が小休止したという碑
旧道は20号線と合流し、小武川にかかる小武川橋を渡るのですが、
江戸時代橋があったのか、渡しだったのか分かりません。
とにかく、橋を渡って右奥にある道が、旧甲州街道です。
旧道は、間もなく又20号線と合流するのですが、合流する手前に一里塚があります。
「甲府ヨリ六里ナノデ六里塚トモ云ウ」と刻まれています。

20号線に合流 小武川にかかる小武川橋
.
20号線と合流/写真右下が一里塚

(39)一里塚(日本橋から39里/153.2km)
旧道は、武川の町の駅(ついこの間までは村の駅)という農産物販売所のところで20号線と分かれ、
20号線と合流したり、分かれたりを繰り返します。

武川の町の駅

静かな旧道
武川町牧原で20号線と合流

またもや分岐
旧道は、大武川にぶつかります。かつては、ここに渡しがあったのでしょう。
しかし、現在では20号線に戻って、大武川橋を渡らねばなりません。
橋を渡ると、旧道は左手に曲がります。

旧道は、大武川にぶつかります。

20号線に戻って大武川橋を渡ります。
大武川橋を渡った後、左手に曲がり道なりに進むと、旧道の雰囲気の道が続きます。

水車小屋のあるところで、どちらに進むか迷うのですが、『国道20号線方向』に進むのが正解。
少し進むと、左側に曲がる道があるので、そこを左に曲がってみました。
歩きながら右を見ると、七里岩と国道20号線と水田が美しく見えます。(上の右の写真参照)

下三吹の集落 上三吹の交差点で20号線とクロスします。



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